サルサ ラテンダンス

キューバンサルサとカリサルサについて

サルサを踊られる方は、On1サルサやOn2サルサを良く聞くと思います。また、これの違いも把握している方が多いのかなと思います。

では、キューバンサルサカリサルサの類似点と相違点は何処でしょう?

そもそもキューバンサルサとカリサルサって何ですか?

そこで今回は、キューバンサルサとカリサルサと言う2種類のサルサに関してお話をします。

こんな方におすすめ

  • キューバンサルサを習おうとしている方
  • カリサルサを習おうとしている方d
  • 両方を同時に習おうとしている方
  • 中南米の国へ行って踊りたい方
  • 新しい刺激を求めている方

 

1.キューバンサルサとは

キューバで踊られていたスタイルのサルサです。

踊りの特徴は、

・踊りに使うスペースが円の形

お互いが、円を描くように動きながら踊っているように見えませんか?(※男性を軸に女性が回るという考え方の方が良いとのアドバイスも受けました※)

・女性のターンが歩く・歩く・歩くのスタイルであることが多い

歩くのスタイルで踊ることで、年齢を重ねて身体が動きが鈍くなっても、踊りを楽しめるとのことです。いくつになっても楽しめるサルサって素敵だと思いませんか?

これらが、1つのライン上で踊るOn1やOn2とは大きく違う点ですね。

今度は、Dirty Salsaと謳って作成されたCuban Salsaです。

先ほどの優しい感じとは違い、少し力強さを感じますね。

こちらを見ているとあやとりみたいで、女性の腕の動き方に常に意識を配りながら踊らないと怖いなと思います。※女性の関節が簡単に決まりますので、未経験者や初心者はマネしないでください※

キューバンサルサが合う曲調はどちらかというと常にアップテンポで、打楽器が常にバックでなっているイメージです。

ステップから見るキューバンサルサの特徴は、

Para ti para mi (ベーシック的な位置づけ)

Dile que no (クロスボディーリード)

だと思います。

この2つにあなたのサボール(Sabor)が出てくるようになると、素敵です。

2.カリサルサとは

コロンビアのカリという都市で踊られているサルサです。

コロンビアのサルサと言う認識で良いと思います。

最初から2:40くらいまでが、カリサルサと言う感じです。

特に目を引かれるのは足の速さではないでしょうか?

踊りの特徴は

・ペアでも細かいステップが多い

足の力強いステップを重要視します。ソーシャルではそこまで早くやりません。疲れちゃいますからね。

・踊りに使うスペースが円の形

円を描くようにグルグル動きながら踊ります。On1のステップは休憩用です。

・ペアで踊る技自体は少なめ

力強いステップに目がいくため、ペアダンスの技を余りご覧になっていなかったのではないでしょうか?独自の技自体はそれほど多くないのも特徴です。

ソーシャルで踊るとこうなると思います。ちょっと疲れそうではありますが。

踊る際は、腰の回転使うため、重心を上にあげ、男女間のフレームはかなり硬めにします。

ステップから見るカリサルサの特徴は、

クンビアステップ (カリサルサのベーシックステップ)

punta talon (カリサルサの代表的なステップ)

だと思います。

この2つにあなたのサボール(Sabor)が出てくるようになると、素敵です。

3.キューバンサルサとカリサルサの類似点

今までの部分を読んでいただいていましたら、キューバンサルサとカリサルサのイメージが少しついたかと思います。

ある程度、読者の方もお気づきだとは思いますが、類似点をいくつか羅列していきます。

  • 踊りに使うスペースが円の形
  • Enchufla, setentaなどペアで使用する技
  • 音楽の曲調や楽器

上記のように、大きな部分はかなり類似しています。

項目二つ目の、ペアで使用する技が類似しているという点ですが、キューバンサルサの方が技数は多いと思います。

カリサルサで使用する技はそれほど多くない印象です。(やればできるのでしょうが、足が間に合わなくなると思います)

そのため、曲によってどっちの踊りが合わないというのは、あまりありません。

4.キューバンサルサとカリサルサの相違点

キューバンサルサ カリサルサ
4、8のステップ タップ キック(厳密にはキックではありません)
ペアの技 多い 少ない
足の技 少ない 多い
ターン 歩く ピポットターン

大まかな部分は似ていますが、やはり踊り自体は異なります。

5.同時に習った際の弊害

私は、カリサルサを習っている最中にキューバンサルサにも触れていったのですが、そこで起こった弊害に関してご説明します。

・カリサルサの中で、Enchufla終わりにDile que noを入れてしまう。

・右ターンのリードが微妙に異なるため、相手に伝わりにくくなる。

・キューバンサルサの中で、Punta talonを掛けそうになる。

やはり、キューバンサルサのDile que noが良く出てしまいます。これをすることで、カリサルサ感が無くなり、キューバンサルサ感が凄い出るので、踊りがおかしくなります。

6.中南米で踊るために

動画で見るような踊りが出来る人は、ダンスを習っている人のみです。

現地で踊ると、カウントもちゃんと取れない人も多くいます。

そのため、On1、On2、On3でステップを踏めるようになっておくと良いそうです。

また、ターンもゆっくりとで、分かりやすいよう丁寧に一つ一つ、そして単純で初めての人でも出来る技のみを完璧に出来るようにしましょう。

どちらかというと、音楽を聴く耳を鍛えるほうが重要です。音楽に合ってステップが踏めればそれで充分な人が多いでしょう。

また、日本みたいなソーシャル文化は余りないため、クラブに行って女性を誘うというのは無いと考えたほうが良いです。

現地の友達を作って一緒に行き、そのメンバーで踊るということをしてください。

7.まとめ

結論から申しますと、キューバンサルサとカリサルサを同時に習うと、混ざってしまいますので、あまりお勧めできません。

もし、それぞれのサルサを習いたいと思われたら以下の先生が個人的にはお勧めです。

キューバンサルサ:Yasuji先生

カリサルサ:Beto先生、フェリペ先生

色々書きましたが、まずは、一度試してみることをお勧めします。

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